Engine666をご覧いただきありがとうございます。道に迷っていると腹痛に襲われ、間一髪コンビニのトイレに救われた回収犬(@retriever666)です。
本日は有田みかんで有名な町、和歌山県有田川町で開催された文化財防火デーに伴う消防訓練の撮影に行ってきました。同じ町内の2箇所の寺社で訓練がおこなわれたのですが、僕は吉備地区の御霊神社でおこなわれた訓練の方にいきました。
有田みかんの故郷の歴史遺産を守る消防訓練
有田川町消防本部の訓練参加車両
田舎の消防ですが、和歌山県内でも有数の個性的な車両を多くもつのが有田川町消防本部です。御霊神社での訓練には吉備金屋消防署および消防本部より2台の車両が参加しました
三菱アウトランダーをベースにした指揮車(有消指揮1)
ベース車もさることながら蛍光色の塗装、薄型の赤色灯とかっこいいの一言な仕様の車です。
ワンボックスタイプの指揮車よりSUVタイプの指揮車のほうが僕好みだったりします。
こちらは予備のポンプ車(有消ポンプ3)
消防年報を見てみると平成9年(1997年)式のようです。和歌山県内の消防本部の中でもオールシャッター式のポンプ車としては、だいぶ最初の方の導入と思われます。
後部の写真を見ていただくとわかるように900lの水槽をつんでいるようですが、これも和歌山県内のこの年代の車両の中では珍しいかと。
追記
Twitterでいただいた情報によると、元々は大阪府の松原消防の車両だったようです。
訓練風景
訓練風景を掲載していきます。
御霊神社西側の林より出火、自衛消防隊の消火活動から訓練がはじまりました。
自衛消防隊の初期消火が失敗、御霊神社への延焼危険大。通報をうけた有田川町消防本部より消防隊が到着。
指揮隊長が現場に走ります
火災現場西側に指揮本部開設、現場の情報収集および消火活動がはじまります
火災現場北側に水利部署した消防隊
水利部署位置より現場までホースカーを使い、ホース延長
着々と豊水準備が整います
御霊神社南側には有田川町消防団のポンプ積載車が部署
境内にホースがのびます
消防団の分団長も現場指揮本部にて、指示をとばしていました
大蛇のように伸びる二色のホース
白色が消防団、オレンジ色が消防本部のものです
消防本部、消防団による消火活動
間近で見せていただけたので、カメラが濡れない程度のとこまで行き撮影。
その後、火災の鎮圧に成功し御霊神社への延焼を防ぐことができたという想定で、訓練は終了しました。
各地で開催されている文化財防火デーにともなう消防訓練、もしもの時に貴重な歴史遺産を守るためには日頃からの備えが大切と改めて感じます。平日開催のところが多く、会社員していると中々見に行くことは叶わないのが辛いですが…
ではまた次の記事をよろしくお願いいたします。