2019年8月31日に奈良県・桜井市で開催された令和元年度奈良県防災総合訓練に行ってきました。
今回の奈良県防災総合訓練には、航空自衛隊小松救難隊のUH-60Jが参加するということで、防災系イベントにしては自衛隊ファンの方が多くいました。
そんな私も空自60目当てだったりします。

奈良県防災総合訓練 各機関のヘリコプターによる訓練
会場内では各企業や団体の広報ブース、各種訓練が同時に展開されていたので、ヘリコプターが参加する訓練を中心に撮影していました。
ヘリコプターが参加する訓練は全てメイン会場横のグラウンドでおこなわれたのですが、フェンス越しの撮影となり少々見辛く感じたり…
孤立地域潜入訓練
会場上空に飛来した第3飛行隊のUH-1J
ロープの摩耗防止処理を施し、第7施設群のレンジャー隊員が降下準備
2名の隊員がラペリング降下
ヘリによるピックアップ訓練(奈良県防災航空隊)
奈良県防災航空隊「やまと2000」(JA20NA)が飛来
ホイスト救助の準備を進める防災航空隊員
要救助者を救助し、降下した救助隊員を回収
物資輸送訓練
海上自衛隊第24航空隊のSH-60Jが飛来
海自と空自の隊員がSH-60Jが運んできた救援物資を受け取り、被災地へ搬送していく
救援物資を受け渡し離陸、会場上空を後にするSH-60J
ドクターヘリによる救急搬送訓練
奈良県ドクターヘリはJA818Hだったと思うのですが、飛来したのはJA833Hでした。
奈良市消防局救急隊から患者を受け継ぎ、奈良県広域消防の隊員の誘導で離陸。組織が連携した命の現場を感じる訓練シーンです。
UH-1JやSH-60J、ベル412の後に聞いたH135の音はとても静かでした。
ヘリによるピックアップ訓練(小松救難隊)
令和元年度奈良県防災総合訓練の各種訓練のトリは、「救難 最後の砦」とも呼ばれる航空自衛隊航空救難団の小松救難隊による救助訓練でした。
爆音を轟かせて飛来した小松救難隊のUH-60J
レスキューヘリの王の風格です。
エバックハーネスによる救助
これはなかなか怖そうです…
サバイバースリングによる救助
要救助者を全員救助した後は、降下した救難員がホイストで戻っていく様子
訓練を終えて会場を後にしていくUH-60J