2020年1月12日、全国各地で出初式開催が集中した日に和歌山市および那賀消防組合の出初式を見てきました。
寒さはましなものの、小雨が降ったりやんだりのあいにくの天候でしたが、2020年の乗り物撮影初めを無事終えることができました。
消防車両の愛称復活!令和2年和歌山市消防出初式
消防車両の撮影を始めてから、ほぼ毎年のように行っている地元・和歌山市の消防出初式。今年は数年の時を経て復活した消防車両の愛称を市民に広く披露する絶好の機会となりました。
令和スタイルの愛称
和歌山市消防局といえば消防車両に「さわ風」「はやぶさ」といった愛称がつけられていることで有名でしたが、2014年頃に愛称をつけるのが廃止されました。
それが再びフォントの大きさや色などを変えた令和スタイルで復活し、2014年以後に導入された車両は新しくつけられた愛称、愛称が元々つけられていた車両はそれを継承し、運用が開始されました。
ふれあいコーナーに展示されていた和歌消局3は、「かわせみ」の名を継承。
津波・大規模対策車(和歌消中救工2)は、過去に配備されていた電源照明車についていた「とらふす」の名を引き継ぎ。
和歌山市消防局2台目のMVF(和歌消南タンク1)は、「天龍」の名がつけられました。ちなみに全国初配備のMVFである和歌消紀伊タンク1は「昇龍」と名付けられています。
ポンプ車のなかで一番新しい和歌消岡崎ポンプ1は、最後は紀伊分署で予備車として活躍したポンプ車「岩風」号の名を引き継ぎました。
和歌消東はしご1は、元々の「千手」を継承。ちなみに由来は千手観音です。
和歌山市消防局初のキャブバス型救助工作車(和歌消北救工1)は、中消防署や東消防署の救助隊などで活躍した先代「あきば」号の名を引き継ぎました。「あきば」の由来は、和歌山市内にある秋葉山となっています。
放水演技・救助訓練の模様
放水演技と同時におこなわれる救助訓練は、例年と同じ内容なので写真だけ載せていきます。
参加消防車両(一部)
和歌消局3「かわせみ」
救急ワークステーションでドクターカーとして運用されている車両です。
和歌消局指揮1
各署の指揮車には愛称がつけられるようになったのですが、こちらにはついていませんでした…
和歌消南タンク1「天龍」
和歌消北救急1「やまどり」
和歌消北救工1「あきば」
和歌消東はしご1「千手」
和歌消加太ポンプ1「かわ風」
現役のポンプ車だと最古参になるこの車両、あと数年で予備車落ちか引退となりそうです。
次ページでは、和歌山市消防出初式の後に見に行った那賀消防組合出初式の模様を載せています。