【東京国際消防防災展2018】会場各所で活躍する東京消防庁の消防車両

消防車両

Engine666をご覧いただきありがとうございます。回収犬(@retriever666)です。

5月31日から6月3日まで東京ビッグサイトにて開催された東京国際消防防災展2018の模様を、いくつかの記事にわけて紹介しています。

今回は会場内の各所で、展示や体験搭乗などに用いられた東京消防庁の消防車両を掲載していきます。

世界最大の消防組織、東京消防庁の消防車両たち

日本最大で世界最大の消防機関である東京消防庁の消防車両は、シンプルなデザインが特徴的です。

消防車両の花形、はしご車と救助工作車

消防車両の花形といえばやはりはしご車。ここ最近は、はしご車とあわせて救助工作車も花形車両として扱われることが多くなってきました。

はしご車

京橋L

上野L

日野・プロフィアにドイツのマギルス社のはしごを搭載した車両で、京橋、上野どちらも40m級の車両です。
一般的な40m級はしご車は三軸のシャーシが用いられますが、二軸のためコンパクトな印象をうけます。

品川L
こちらは30m先端屈折式のはしごを搭載し、東京消防庁で唯一の先端屈折式はしご車です。この車両も上記の2台と同じくマギルス製のはしごを搭載。

マギルスのはしごを搭載した車両は、バンパーが白いのが特徴的。ワンポイントがGoodです。

救助工作車(救助車)

続いて救助工作車。東京消防庁では救助車と呼称するようです。

芝R

深川R

和歌山県に住む僕の中で、東京消防庁の特別救助隊が運用する車両=いすゞ・フォワードというイメージが強いです。
近頃の救助工作車は、積載庫上部に救助資機材を多数搭載していますが、東京消防庁では照明設備のみのシンプルさ。

第二本部R2

第六本部R2

この2台はハイパーレスキュー(消防救助機動部隊)が運用するⅢ型救助工作車です。第二本部R2は低床、第六本部R2は高床になっています。

消火系車両と特殊車両

続いてポンプ車やタンク車といった消火系の車両、ハイパーレスキューが運用する特殊車両です。

消防車といえば水を出すポンプ車

東京消防庁ではポンプ車は一般的に2台セットで運用されています。

墨田2

鍛冶町1

上記2台は特別消火中隊運用車両です。近年一般的なオールシャッタータイプではなく、ごつごつとした艤装になっています。

田園調布1

こちらは普通のポンプ隊が運用する車両。キュータくんステッカーが貼られています。

葛西PE

こちらは非常用として運用されているちょっと古い車両。上記の現役車両がオールシャッターではないのに、こちらはオールシャッター仕様になっています・

ハイパーレスキューならではの特殊車両

続いて特殊消防車両。

第二本部TW

運転席が窮屈かつ暑そうです。。。

第六本部TC2

街でよく見かける重機搬送用トラックの消防車バージョンですが、赤く塗装されるとやっぱりかっこいい。

双腕重機

このあたりの特殊消防車両は、地元・和歌山県内の消防本部には配備されていないのでなかなか物珍しく感じました。南海トラフ地震の影響をもろに受ける和歌山県内にも、重機やクレーン車といった特殊車両を配備する必要があると考えます。

消防艇とヘリコプター

海と空の消防隊も参加していました。消防艇は会場外のフェンスのせいで隠れ気味となっていたのが残念…

手前が「ありあけ」、奥が「みやこどり」

左が最新のタグボート型の「おおえど」、右が「すみだ」
「おおえど」はバスケット付きの屈折塔体が特徴的な印象です。

東京消防庁全体では10艇の消防艇が配備されている。

消防演習では大活躍をみせた消防ヘリ「おおたか」
総務省消防庁のヘリを東京消防庁航空隊が無償利用する形で運用されている。

東京消防庁全体では8機の消防ヘリが配備されている。消防艇も消防ヘリも配備数は圧倒的だ。

これが見たかった!最新の大型車2台

今回の消防防災展では、最新の大型消防車両2台も参加していました。

新型スーパーアンビュランス

消防防災展に参加した東京消防庁の消防車両の中でも、消防車ファンに一番人気だったのがこのスーパーアンビュランスです。

車内も展示されていたのですが、新車の香りがしました。幼少期からトミカや地下鉄サリン事件の記録映像で知っていたスーパーアンビュランスですが、今回はじめて車内を見ることができ、その広さに驚きました。

多数の傷病者が発生する事案で活躍する車だけに、実災害では一度も活躍することなく訓練や車両展示のみで活躍してもらいたいと思います。

VR防災体験車

時代はVR(バーチャルリアリティ)がブームですが、防災の分野でも利用がすすんでいます。

そんな中で登場したのがこのVR防災体験車。体験者が長蛇の列を形成していたので、今回は体験できませんでしたがなかなかリアルな体験ができるんだとか。

非緊急車両ですが、塗装は消防車ルック。今後、各地の防災訓練やイベントで大活躍間違いなしの車両です。


世界有数の大都市・東京を守る東京消防庁の消防車両たち。日頃、小さな消防機関が多い和歌山県内でいるためか、そのスケールに圧倒されるものがありました。

2020年に開催される東京オリンピックでも、これら消防車両が待機し安全な環境を整える為に頑張ってくれるでしょう。