なじみが薄い!?国土交通省の二種類の緊急車両(対策本部車、照明車)

国土交通省の緊急車両 緊急車両

こんにちは、回収犬(@r_engine666)です。

2018年10月5日に紀の川大堰完成15周年イベントが、国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所主催で、水ときらめき紀の川館で開催されました。

そのイベントにおいて、国土交通省地方整備局に配備されている災害対策用緊急車両2種類が展示されました。消防車やパトカー、救急車と比べるとなじみが薄い緊急車両ですが、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)として、大災害時が起きた地域に全国から派遣される縁の下の力持ちな車両ばかりです。

今回の記事を書くにあたり、各車両の仕様などについては国土交通省近畿地方整備局公式サイト内の災害対策用機械に関するページを参考としています。

対策本部車

展示された2種類の車両から、まずは対策本部車です。

対策本部車

災害時に現場情報の収集や現場指揮の拠点となる現地対策本部機能を備えた車両で、消防車両で言うならば支援車や拠点機能形成車にあたります。

車体を拡幅し広いスペースをとれるのが特徴

対策本部車

対策本部車

東京消防庁の大型救急車「スーパーアンビュランス」のように車体が拡幅し、車内に冷暖房完備の広いスペースをとることができます。

対策本部車

車内には現地対策本部として活動するための、テレビやプリンターなどが搭載されています。他には折りたたみ式のテーブルとイスが並べられており、なかなかの広さでした(公式ページの説明によると10畳ほど)

対策本部車

東日本大震災などでの活躍状況を説明したパネル

対策本部車

先日の台風21号による関西国際空港の水没に出動したTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の活躍を写したパネル

対策本部車

車体の拡幅の際に使うコントローラー

対策本部車の外観

今回展示された対策本部車は、ダブルキャブのトラックの後部に現地対策本部となるスペースをもったタイプですが、バス型のタイプもあるようです。

対策本部車

外観で一番目を引くのは、拡幅された車体部分。

対策本部車

前方から。片側のみに拡幅可能なつくりになっています。

対策本部車

後部の赤色灯は、消防車では見ない設置方法となっています。

対策本部車

左側には大きく「国土交通省」、「対策本部車」と記載。少し小さく「近畿地方整備局」、「和歌山河川国道事務所」の記載もあります。

対策本部車

赤色灯はパトライト社製のものを使用。

対策本部車

災害時に現地対策本部として活躍する縁の下の力持ちといった印象をうけます。

ちなみに和歌山県内には、和歌山河川国道事務所(今回展示された車両)と紀南河川国道事務所に1台ずつ、合計2台の対策本部車が配備されているようです。

照明車

対策本部車に続いて、照明車です。災害時の夜間の復旧作業などで、搭載した照明装置の力を発揮し、活動をサポートします。

照明車

6灯のライトを搭載し、夜間の災害現場を明るく照らします。

照明車の武器は、照明装置

照明車という名前の通り、搭載しているのは照明装置になります。発電機を搭載しているため、他の機械に電気を供給することも可能なようです。

照明車

2本のポールにそれぞれ大きなライトが設置されています。

照明車

実際に照明装置のポールを動かす体験ができました。上を見上げながら、ポールの上げ下げや回転をおこなうのは、少し首が疲れます。。。

照明車

公式ページの説明によると、ライトは1つ2kwの明るさのものみたいです。

照明車の外観

照明車の外観は、2本のポールが伸びているのが特徴的です。走行時は収納されていることを考えると、結構コンパクトな印象をうけます。

照明車

コンパクトな車体に長いポールを搭載しているので、全体的に見ると大きな車という印象をうけます。

照明車

車体自体はシングルキャブのコンパクトなものになっています。

照明車

照明に使う電気の発電機など。メーターなどが多く見受けられます。

照明車

照明車の後部。

照明車

赤色灯とアンテナ。

和歌山県内には複数のタイプの照明車が、和歌山河川国道事務所および紀南河川国道事務所に配備されているようです。


消防車やパトカーと比べるとなじみが薄く、少し地味な印象がある国土交通省の緊急車両ですが、展示されているのを実際に見てみると、その役割はとても大事なものだと気づかされました。

機会があれば、他の国土交通省の緊急車両もみたいです。