前回の記事に引き続き、2019年3月3日に開催された*大阪防衛防災フェスティバル2019**の模様をお送りします。
今回は海上自衛隊から参加し、一般公開がおこなわれた掃海母艦「ぶんご」、掃海艇「なおしま」の2隻の紹介です。
掃海母艦「ぶんご」
まずは掃海母艦「ぶんご」からです。イベント開始後の入港、そして一般公開後はすぐに出港という慌ただしいスケジュールでの公開となりました。
タグボートに押されてやってきました。思ってたより大きい船でした。
うらが型掃海母艦2番艦として1998年に就役し、現在は広島県の呉基地を母港としています。
掃海母艦「ぶんご」艦内公開
艦内公開時間となったので、「ぶんご」に乗艦。前甲板から艦尾を回って、艦橋内という見学コースになっていました。
艦橋構造物とマスト。OPS-14レーダーがぐるぐるまわっています。
うらが型のうち「ぶんご」にのみ装備されている76ミリ砲。基部には、ガンカメラのようなものがついています。
こちらはクレーン。物品の積み込みなどに使用するものだと思われます。
巨大なドラムに巻かれているのは、乗員の方によると機雷掃海用のケーブルだそうです。
護衛艦と比べて広々とした通路。
大型の掃海ヘリ(MCH-101や前任のMH-53)を運用するために広々としたヘリコプター甲板。
ヘリコプター格納庫内では火災に備えて装備されている防火服などの装備展示がされていました。
ヘリコプター格納庫上にも大型の放水砲を搭載しています。
機雷のダミー2種類
艦中央部には作業用の広場的なスペース
76ミリ砲を制御するFCS-2
前甲板を高いところから見るとこんな感じです。
艦橋内は大勢の人でごったがえしていました…
士官室
掃海隊群のマット。踏むのがためらわれようなデザインです。
艦歴や歴代艦長の名を記したプレート
防火服が何着かかけられている区画
掃海母艦「ぶんご」の出港
イベント中に「ぶんご」が出港していったので、その様子をじっくりと眺めてみました。
タグボートの力を借りて回頭し、港外へ出て行きました。
出港の様子をタイムラプスで撮影した動画をYouTubeにアップしています。